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「五街道をあるく」 夫婦二人旅(続2)

街道の一里塚と並木

(株)トウチュウ 青木 正
一里塚 その2
御射山神戸一里塚:西側

現在の西側:欅の巨木

御射山神戸一里塚(甲州道中)(03.5.22)
御射山神戸(みさやまごうど)一里塚は富士見の北外れにあって、江戸から48番目の塚である。道路の東側には榎、西には欅(ケヤキ)が育っていたが、東の榎は明治初期に枯れてしまったという。残った西側の欅は塚が造られた慶長年間に植えられたもので、樹齢約360年、太さ周囲6.9m、高さ25mの巨木で堂々たる風格を備えている。

御射山神戸一里塚:東側

現在の東側:当時植えられた榎は無い

小金井一里塚

小金井一里塚(日光道中)(03.10.18)
小金井一里塚は日光道中22番目の塚で、この大小二本の塚の間を街道が通っていた。塚には榎が植えられていたが、すっかり変形して丸塚となり、何代目からの榎と橡(くぬぎ)が同居しているめずらしい一里塚でもある。

泉田一里塚

泉田一里塚(奥州道中)(03.11.03)
現存する五街道最北端の一里塚で国道沿いに丸塚となって、峠手前のチェーン装着場に残っていた。