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「五街道をあるく」 夫婦二人旅(続2)
街道の一里塚と並木
(株)トウチュウ 青木 正
並木 その2
舞阪の松並木(東海道)(99.11.21)
舞阪の松並木は江戸時代には両側の堤に1420本もの松が植えられていた。現在約700mにわたって大小340本もの松並木が続いている。脇本陣跡も健在で往時の面影をとどめている。
御油の松並木(東海道)(99.11.28)
江戸時代の松並木の面影を残すのは、御油が唯一つで昭和19年に国の天然記念物に指定されている。現在では百年以上の古木が90本と補植松が約250本で、総数340本に及ぶ松並木が赤坂宿まで600mにわたって続いている。弥次喜多が狐に化かされたところでもある。
笠取峠の松並木(中山道)(01.11.01)
芦田宿を出るとすぐに笠取峠の松並木が現れる峠にかけ約2キロにわたって、樹齢150~300年以上の見事な老赤松がつづく。
奈良井の杉並木(中山道)(01.11.17)
奈良井宿には江戸時代初期の中山道杉並木が残されている。この道は奈良井川の北側沿いに平沢へと延びていた。この杉並木の奥には200体を越える二百地蔵の石仏群がある。