現場技術

関東支部 「現場鋳造技術研究会」の紹介と平成18年度活動状況

平成18-19年度会長
岡崎清治

  本研究会は、支部の中に独立して存在しています。現在の会員数は23社で、活動年数は30年を超え、本支部の重要な活動の一つであります。研究会の目的は「モノづくりに携わる現場鋳造技能者および技術者等による鋳造に関する技術等の課題・改善事例の相互研究発表、特別講師による講演および工場見学等を実施し、相互研鑽を図ること」としています。

 直近の108回研究会は、8月4日開催されました。ご参考までに、そのプログラムを以下に示します。今年度は12月と来年3月に早稲田大学材料研究所にて開催を予定しています。108回研究会スケジュールを資料①に、会の運営要領を資料②に示します。興味ある方は直接支部事務局にお問い合わせ下さい。

資料① 第108回現場鋳造技術研究会スケジュール

<第1部 工場見学会> 司会 佐藤 和則 理事

  1. 開会のことば:11:00~11:05 部会長 岡崎 清治 
  2. 工場見学会:11:05~14:40  進行/山田 勝教  (株)いすゞキャステック保全課長 
    1. 挨 拶:(株)いすゞキャステック/金子圭一取締役、(株)ジックマテリアル/小野村佳夫監査役
    2. 会社概況紹介 :11:10~11:25 IC山田、JM柳澤
    3. (株)ジックマテリアルの工場見学:11:25~12:35 (3班編成)
    4. (株)いすゞキャステックの工場見学:13:20~14:25
    5. 質疑応答:14:30~14:40

<第2部 事例発表研究会> 司会 佐藤 和則 理事

  1. 事例発表会 (14:40~16:30) 
    1. 「造型ライン1000枠達成に向けて(ロス低減)」
      (株)いすゞキャステック 本社工場工作課 今野拓寛、倉田茂 
    2. 「鋳鉄製部品に発生したピンホール欠陥調査」
      (株)ジックマテリアル 技術部/○藤田敏、石田吉孝、製造部/高橋誠司
    3. 「砂型(生型)に着目した新しい成形プロセスの開発」
      新東工業(株)鋳物センター 岩崎 順一
  2. 総評
  3. 提案書のお渡し
  4. 閉会のことば   副部会長 井田 雅也

< 懇親会> 17:30~19:00

資料② (社)日本鋳造工学会関東支部現場鋳造技術研究会 運営要領(研究会内規)

  1. 研究会はモノづくりに携わる現場鋳造技能者および技術者等による鋳造に関する技術等の課題・改善事例の相互研究発表、特別講師による講演および工場見学等を実施し、相互研鑽を図ることを目的とする。
  2. 研究会は年3回開催、1回の発表件数は原則4件とし、会員会社は輪番で発表する。
  3. 研究会は原則として会社単位の会員制とするが、個人としても入会することができる。
  4. 年会費は1社2万円(個人会員の場合は1万円)とし、会場費、発表者への謝礼および講師への謝礼等の会の運営費用に充当する目的で支部会計が徴収し、会の運営は支部会計の費用にて運営する。発表資料代は発表会社が負担する。会費は支部会計からの請求に基づき、毎年6月末に支部会計に振り込むものとする。
  5. 研究会の運営は、支部理事の中から幹事会の議決を経て支部長が指名する部会長と担当理事が当たる。また、支部理事以外の学識経験者等に顧問を委嘱することができる。いずれも特に定員を定めない。また、会員の中から会の運営のため、若干名の担当役員をおくことができる。
  6. 研究会を活発にし、かつ有意義なものとするため、担当理事・顧問はコメンテーターとして、研究会開催の都度参加するものとする。
  7. 発表資料は発表会社の承認を得て、原則として2年間分ごとに収録し、これを会員会社、個人会員、研究会担当理事および顧問に無償配布するとともに、希望があれば一般に有償配布も考慮する。版権は関東支部が有し、無断転載を禁止する。
  8. 発表資料は学会誌「現場技術改善事例」への投稿を依頼するものとする。
  9. 本研究会に入会を希望する会社および個人は部会長の許可を得て聴講することができる。
  10. 本内規は、担当理事および部会長の指名する者で構成される企画委員会の審議を経て、支部幹事会で改廃できる。

2006.6.27 改訂