YFEの活動

2026年度 子供いもの教室の実施報告

YFE委員会 古屋 毅文

「未来を見据えた鋳造人材の発掘」を目的に,小学生を対象とした鋳造体験イベント「子供いもの教室」を毎年開催しています.2026年度は,7月18日に東京都市大学の機械材料研究室にて実施し,地元の尾山台小学校から20名の児童が参加しました.

本年度は,落花生の殻を半割りしたものや尾山台小学校の校章,マスコットキャラクター「キャリアン」を3Dプリンターで出力した模型を用いて砂型を作成し,純スズを用いて実際に鋳造を行いました.児童たちにとっては初めて耳にする「いもの」という言葉でしたが,鋳造に関する講義では積極的に手を挙げて質問に答える姿が見られ,ものづくりへの強い興味や好奇心が感じられました.また,砂型の作り方の説明では身を乗り出して話を聞く様子が印象的で,主催者側も初心に返った気持ちでその姿を見守りました.

実際の造型作業では,一人ひとりが真剣な表情で砂型づくりに取り組み,完成後は「いつ鋳物ができるのだろう」と期待に胸を膨らませながら注湯を見守っていました.そして,自分たちが作った型から校章やキャリアンの鋳物が現れた瞬間には,大きな歓声と笑顔があふれ,ものづくりの楽しさや達成感を存分に感じてもらえたようです. また,本イベントは児童だけでなく,見学された保護者の皆様,運営をサポートしてくれた学生,そして関東支部のメンバーにとっても,鋳造の魅力を改めて実感できる貴重な機会となりました.世代を超えて多くの人が「ワクワク」を共有できる,YFEらしいイベントとなりました.
2027年度も引き続きこの教室を開催し、さらに多くの子供たちに鋳造の魅力を伝えていく予定です。