イベント情報

お知らせ

2025(R07)年度関東支部総会及び第36回加山記念講演会開催のお知らせ

公益社団法人 日本鋳造工学会関東支部 支部長 岡根 利光

 2025(R07)年度関東支部総会及び第36回加山記念講演会を下記により開催いたします。 また,併せて会員間の交流を図るべく懇親会を企画いたしました。多数ご出席くださいますようご案内申し上げます。

日  時 2025(令和07)年4月18日(金) 14:30~17:00
会 場 早稲田大学西早稲田キャンパス 55N 号館1 階第二会議室(東京都新宿区大久保3丁目4−1)、
及びZOOM のハイブリッド形式 ※参加申し込みされた方には、 メールにてアクセス方法を連絡します
14:30~15:20 2025(令和7)年度 (社)日本鋳造工学会 関東支部 総会
2024(令和6)年度事業報告
2025(令和7)年度事業計画(案)
支部表彰、その他
15:30~17:00

第36 回加山記念講演会
「鋳物・ダイカストに魅せられて-それはバラ状黒鉛鋳鉄から始まった-」
講師 西 直美 氏

長野県の四方を山に囲まれた町を故郷とする私は、手を伸ばせば届きそうな星々に憧れて「天文少年」として育った。大学は金属材料工学科に入学したものの、化学は好きではなく金属にはあまり興味がなかった。しかし、2年生の金属基礎実験で鋳鉄の組織観察をした時に、覗いた顕微鏡には「ばら状黒鉛(B型黒鉛)」がまるで「ばら星雲」のように見え、小宇宙を発見したような気がした。それ以来、金属組織に興味を持ち、当時学科には鋳造の研究室はなかったが熱処理の教授にお願いして、無理矢理に鋳造の研究を始めた。卒業研究ではZn-Sb二元共晶合金の一方向凝固、修士課程ではAl-Sb希薄共晶合金、Al-Mg2Si擬二元共晶合金の一方向凝固を研究した。博士課程では、アルミニウム合金鋳塊の表面組織に関する研究を行った。鋳鉄に始まった好奇心は次第にアルミニウム合金へとシフトし、就職もアルミニウム合金ダイカストメーカーを選んだ。以降、ダイカスト用アルミニウム合金の開発、ダイカストの圧力伝達解析、ダイカストの異常組織に関する研究を行い、(一社)日本ダイカスト協会に転籍し、技術系の委員会で様々な研究を行った。
定年と同時にものつくり大学に移り、教育・研究を行ってきた。私のモットーは、「頼まれた仕事は断るな!」で、物理的に困難な場合を除いて積極的に取り組んできた。その結果、多くの方々のご支援をいただき、今日に至っている。講演では、私が経験してきた様々な研究内容を紹介する。
17:30~ 懇親会 洋風居酒屋ロマーノ

東京都新宿区高田馬場2-14-27 村山ビル 1F

参加費 講演会 : 日本鋳造工学会会員及び学生:無料
非会員: 3,000 円
懇親会 : 日本鋳造工学会会員 3,000 円 学生:1,000 円
(参加費は,当日会場受付で申し受けます)
申込方法 下記お書き添えの上,申込先メールアドレス宛にメールにてお申し込みください
・氏名・所属(企業,学校,機関名等及び所属部署名)
・会員種別(維持会員,正会員,学生会員,外国会員,非会員)
・連絡先(電話番号,メールアドレス)
・参加方法(現地参加もしくは、 オンライン参加)
・懇親会参加の有無 (参加希望の方は領収書の宛名も合わせてご連絡下さい)
申込先 株式会社プロテリアル 素材研究所
担当;山根 英也
〒321-4367 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘11 番地
E-mail : hideya.yamane.ex@proterial.com
申込期限 2025(令和7)年4月10日(木) (申込期限以降は当日会場で直接受け付けいたします)