関東支部のご案内
ごあいさつ
第26代支部長 駒崎 徹
先に開催されました理事会におきまして、皆様のご推挙により日本鋳造工学会関東支部第26代支部長に選任いただきましたリョービ株式会社の駒崎です。支部長という大役を仰せつかり、微力ではございますが、精一杯努めてまいりますので、皆様方のご協力とご支援を賜りたく、宜しくお願いいたします。
私は、大学卒業後、リョービ株式会社に入社して以来、そのほとんどアルミニウム合金ダイカストを主体にアルミニウム合金鋳物に30年余り携わってきました。その関係で(社)日本鋳物協会時代から現在の(公)日本鋳造工学会に早い段階から参加してきました。関東支部においてもYFE委員会を皮切りに研究、企画、副支部長と委員を担ってきました。比較的変革期の中で委員を務めたことで、現在の関東支部のHPの立ち上げや子供いもの教室や学生講演会の開始などに携わり、現在にもつながることをしてきたかと思っております。人生のうちで家庭、会社、趣味など考えると学会活動は人生の1/5ぐらいの活動を占め(おおよそは懇親かもしれませんが)、その活動を通して、社外の多くの諸先輩や若手の方たちと知り合い、多くの知見を得てきております。
さて、(公)日本鋳造工学会関東支部の活動は、新型コロナウイルス感染症の猛威によりここ2年間、対面活動が出来ない状態でした。そのため、WEBミーティングによる会合などで切り抜けてきたところがありますが、子供いもの教室といったYFE委員会、現場鋳造技術委員会、研究委員会などの諸事業などやはり対面でないと出来ないことが多くありました。しかしながら数度のワクチン接種や新型コロナウイルス感染症対策によりやっと日常生活の回復が進んできております。この2年間で徐々に以前の活動に戻せるよう皆様のご協力を得ながら進めて行きたいと思っております。
先日の講演大会にて長期ビジョンロードマップ策定活動の報告がありました。
- ★【戦略課題1】 SDGsに対応する技術革新に繋がる基礎研究の推進
- ★【戦略課題2】 鋳造に関する技術伝承の推進と若手人材の育成
- ★【戦略課題3】 情報発信による学会の知名度向上(素形材の魅力発信)
が掲げられていました。今期は戦略課題を推進できるよう各委員会の活動に落とし込んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
最後になりますが、日本鋳造工学会並びに関東支部の事業・活動を更に維持・発展させていくためには、会員の皆様のご協力が不可欠です。重ねて、なお一層のご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。