関東支部のご案内
年頭の挨拶「能登半島地震へのお見舞いと第183回全国講演大会に向けて」
支部長 駒崎 徹
1月1日に発生した令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみをもうしあげますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、このたびの令和6年能登半島地震により被災された日本鋳造工学会維持会員の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。日本鋳造工学会関東支部では、この度の地震で被災されている新潟県内個人会員・維持会員をサポートする事になっておりますが、日頃なかなか交流が持てず、大変申し訳なく思っております。新潟県内におきましても各所で震度5~6の揺れを観測し、甚大な人的・物的被害が発生したそうですが、不幸中の幸いに維持会員企業においてほぼ被害を受けていないとのことでしたのでほっと胸をなでおろすところです。被害の大きかった北陸支部の話をお聞きすると日頃からのBCP対応を行っている企業は、スムーズに復旧したとのことで日頃から災害への備えることがいかに重要であることがわかりました。関東支部の会員の皆様も日頃から災害への備えを十分に行っていただきたいと思います。
昨年度の関東支部の活動を振り返ると、理事会、講演会は対面とWEBによるハイブリッド開催で進められ、1月にはYFE勉強会、4月には加山記念講演、7月には子どもいもの教室、8月には現場技術の講演会や12月には優秀学生講演会も順調にこなし、平常活動に戻っております。また、第183回全国講演大会の実行委員会も始まり、本年の早稲田大学での全国講演大会での準備が開始されました。全国講演大会も平常に戻ったイベントが開催できるよう前回は見送られた工場見学なども出来るように進めてまいりました。
本年度の関東支部では、通常の理事会・研究講演会の開催、子供いもの教室の開催のほかに、第183回全国講演大会を5月24日から27日に早稲田大学西早稲田キャンパスにて行います。主なイベントを列記しますと
● 技術講習会 5/24(金)「DXで実現する鋳造の未来」 井深ホール
● パネルディスカッション 「鋳造におけるデジタル人材の育成」
● OS 3件、高校生講演会
● 懇親会 私学会館 500名
● 工場見学会 5/27(月) 鋳鉄2コース、非鉄2コース
と充実した内容になっております。実行委員の方たちには、大きな負担をおかけし、大変ありがたく思っております。素晴らしい大会になるように皆さん協力しながら進めていきましょう。